2022.11.19-20
雪が降る前に谷川岳方面に出掛けたいと思っていました。利根川の支流の湯檜曽川沿いには、いくつかオートキャンプ場があります。11月末に休業に入るところが多いのですが、まだ利用できるところがいくつかありました。調べていくと温泉併設のキャンプ場があるので、そこにしようと予約サイトへと進みました。なんとか予約できたのですが・・・
谷川岳温泉Camp&Field
関越道水上インターチェンジを下り、まずは水上温泉郷を目指します。谷川連峰頂上付近はすでにうっすら雪化粧です。途中道の駅水紀行館とサンモール水上店で買い出しをしながら目的地へと向かいます。
土合駅のすぐ近くにあるドライブインです。キャンプ場の受付はこのドライブインで行います。今回利用したキャンプ場は谷川温泉Camp&Fieldなのですが、すぐ側にあるの谷川岳温泉湯吹の湯オートキャンプ場も谷川岳ドライブインの系列の姉妹店だということで、公式サイトもとてもよく似ています。予約はなっぷで行ったのですが、どこをどう勘違いしたのか、湯吹きの湯オートキャンプ場のプランを選んだつもりがCamp&Fieldで予約をしていたようで、受付をするまで気がつきませんでした。まあ、所詮ソロですし、場所も近く大きな問題は無いのでそのままチェックインして、設営へと移ります。
キャンプサイトは、ドライブインの駐車場から続く街道沿いです。
受付時に渡されたキャンプサイトのマップです。下側の14・15サイトがドライブイン側で、水場やトイレに近いエリアになります。既に先客がいたので少し奥の方へ陣取ることにしました。
5番サイトを利用させてもらうことにしました。この日はこの奥に人が入ることはなく、こちらの空間を独り占めできました。
ちなみにこちらが谷川岳温泉湯吹きの湯オートキャンプ場の入り口付近の様子です。ずっと奥の方に温泉棟があるようですが、今回はここで引き返したので中の様子はわかりませんでした。次回のお楽しみということにします。
設営
方角・風向きを考えテントの向きを決めます。
奥の方のエリアは通路に沿って細長くなっています。もちろんソロテントには充分すぎる広さです。
向きは少々迷いましたが、キャンプエリアの奥の方に向けて店を広げることにしました。
奥には人が入らなかったので景色も満喫することができました。
キャンプ場施設
設営が完了したので、キャンプ場内を見て回ることにします。キャンプ場の受付にもなっているドライブインですが、営業時間中は中のレストランのトイレがキャンプ場のトイレとして利用できます。ドライブインの手前に水場があります。
キャンプ場の水場はここ一カ所ですが、お湯も使えるので何の不満がありましょうか。
水場周辺にはテーブルもあり、食材の下ごしらえなどをすることもできそうです。ゴミは基本的に持ち帰りですが、灰捨て場はありました。
夜になるとドライブインの灯りも消え、水場の灯りだけになります。
夜の水場です。
昼間は囲いで閉ざされていますが、ドライブインの営業時間を過ぎると扉が開けられて利用可能になります。外用のトイレはドライブインを挟んでキャンプ場の反対側なので、利用する際は大分歩くことになります。
焚火&( ^_^)/□☆□\(^_^ )
焚火の準備
とりあえず焚火台を出して焚火の準備をすることにしました。かなり太い薪があったので、飲み始めてからだと億劫ですし・・・
焚火台の横のレジ袋には、受付の際に焚き付け用でもらった木っ端が入っています。
よかったらレジ袋に好きなだけ詰めて持って行って使ってくださいということでした。
これだとすぐに燃えてしまうでしょうし、一部を焚き付けように使うことにしました。
何度か試みましたが、持っている鉈で割るのは無理そうなのでこのまま使うことにします。
強くはありませんが、少し風も出て来たのでスクリーンも今のうちに立てておくことにしました。
これで準備完了です。
焚火に着火
時刻はまもなく午後3時になります。焚火の準備もできたところでプシュッと行きました。さてこれから着火です。
もらった焚き付けも鉈で細かくしてみました。まるでマッチ棒のようです。
もらった薪や針葉樹にはさっさとい火が移りましたが、あの太い薪を投入するにはもう少し火を大きくしなければなりません。
細めの広葉樹を投入して火を大きくします。様子を見ながら放り込むオガ炭も準備完了です。
オガ炭投入~太い薪燃えるか~?
ある程度おきもできてきたので、極太薪を一本投入してやりました。
炭を取り出したので悪乗りでもう一本追加。明らかに焚火台より大きな薪ですが、どうなるのでしょうか。
もう心配ないでしょう。火持ちがいいので新しい薪をくべる手間はないのですが、五徳が乗らないので調理や湯沸かしができません。トライポッドでも買おうかなぁ・・・
スクリーンに反射する炎がなんとも艶やかですなぁ^^;
火を使わないつまみ
そんなわけで焚火を楽しみながらビールをグビグビやっておりましたが、さすがにちょっとつまみが欲しくなったので、切ってすぐ食べられるやつを^^
持ってきたキュウリの漬物を切ってシェラカップに詰め込みます。ソフトクリームみたいに入らないかな^^;
これまた持ってきた低温調理済みの鶏胸肉ですが、まな板の上でつまんでいる内にユニセラminiに炭が入ってしまいました。これもシェラカップに詰め込みます。
卓上BBQ
四時を過ぎたあたりです。山に遮られて日光はもう届きません。気温もどんどん下がっていきます。炭が起きたのでユニセラminiで卓上BBQを始めて行きます。
みなかみ町のスーパーで仕入れてきた豚のハツです。
ソロで食べるのに手頃なサイズの肉がなかったので、輸入のカレー用豚肉とかいう商品を買ってみました。カレーを作る気は無いので、適当に切って焼いていくことにします。
でいつもの塩胡椒でいただきます。
スキレットでまるごと一枚焼いてもいいんですが、今回は適当に切って炭火で焼きます。
鶏皮がパリッと焼けて最高です。やっぱり食べる分だけ焼いて、焼きたてを食べるってのはいいですなぁ^^
鍋
まもなく五時というあたりで薪がいい感じの熾になってくれました。この状態であればごとくがのせられます。
今回はエバラのプチッと鍋でキムチ鍋を作って行きます。材料も一人用でちょうどいいものがなかったのでかなり巨大な鍋用の野菜セットになってしまいました。
当たり前ですがパックの野菜は半分も入りません。それでも山盛り鍋に入るだけ入れていきます。
カレー用の豚肉か鶏モモ肉をカットして入れようかと思っていたのですが、半額のパックを見つけてつい買ってしまった豚挽肉を投入します。
ちょっとやけくそ気味ですが、これで火にかけて行きます。
あたりはどんどん暗くなっていきました。いい感じの熾ができているので調理もスムーズです。
山盛りだった野菜もすっかり鍋の中に収まってしまいました。さて味の方はどうでしょうか。
シェラカップによそって味見です。まあまあうまくできたかな^^なにより温まります。
午後5時40分頃です。あたりはもう真っ暗です。風もほとんど無く、焚火スクリーンのおかげで寒さをあまり感じずに過ごすことができました。
後半戦
奥の白い建物がドライブインです。この日の利用は4組程度だったので灯りもまばらです。
気温も大分下がってきたので焼酎のお湯割りにスイッチします。
時刻は間もなく午後6時です。気温は3.5℃、風がないので午後七時頃まで粘りました。
ソロカマTCの前室に石油ストーブをつけて籠もります。幕内はストーブのおかげでかなり暖かく過ごせました。
午後9時頃星空がきれいだったのでスタンドでスマホを固定して撮影をしてみました。最近のスマホは本当にすごいですねぇ。と言うことで撮影会終了後就寝です。
朝食
シェラカップ炊飯で朝食を用意することにします。
コンロを用意するのが面倒だったので石油ストーブの上で炊いてしまうことにしました。石油ストーブの上でもたけるんですけど・・・次回はシングルバーナーを用意して炊飯することにします。
おかずは前日の鍋の残りです。卵を落とし、食べ残した鶏の胸肉をちょっと温めてみたりしてみました。
これだけおかずがあれば充分でしょう^^;
谷川岳温泉Camp&Fieldオートキャンプ場は谷川岳温泉湯吹きの湯オートキャンプ場と運営母体が同じようで、どちらも谷川岳ドライブインで受け付けすることになっています。webpageもそっくりで受付をするまで、自分は湯吹きの湯オートキャンプ場を予約したつもりでいました。歩いて温泉に入りたいなら湯吹きの湯オートキャンプ場の方がいいと思いますが、こちらの方が穴場的な匂いがします。いずれにしろ予約の際はお気をつけください^^;
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