勝尾崎キャンプ場 お盆前台風の進路を避け能登島へ

勝尾崎キャンプ場空撮 キャンプ

2023.8.9-13

8月8日に発生した台風7号は、当初伊豆半島あたりを北上し日本列島を突っ切る予報がされていました。しかし、そのコースは少しずつ西にずれ、北上スピードもゆっくりしていてるため太平洋側は荒れ模様。時期的に日本海の方が台風前の穏やかな海でのんびりキャンプができるのではないかと、伊豆半島から能登半島へと行き先を変更しました。それはそれは天気がよくて、フェーン現象による高温が続き、海風がなければ到底眠れないような3泊4日となりました。

勝尾崎キャンプ場

キャンプ場一番奥の林間エリアゲット

能登島の東端にある海に面した勝尾崎キャンプ場、以前訪れたときは、勝尾崎自然教育こどもキャンプ場という名称だったと思いますが、経営者も変わり名称も変わったようです。お盆の混雑が始まる前にチェックインして条件のいい場所にテントを設営しようと夜通し運転して9日の朝にキャンプ場に着きました。海に面していて景色は最高なのですが、日陰は少なめです。眺めと日陰の両立できる場所はないかとキャンプ場を一回り、入り口から一番遠い場所に林間サイトの如く日陰になる海に面した場所を見つけました。今回は、二家族のファミリーキャンプですが、参加者は我が家からは自分一人・・・。一方一緒にキャンプに出掛けて来たのは犬を入れると5人家族のファミリーというかなりアンバランスなキャンプでした。

勝尾崎キャンプ場海辺のテントサイト

お隣さんは大きめのスクリーンタープを海の際に設営。

勝尾崎キャンプ場林間サイト

その手前にわたくしのタッソTCを六角形で張り前面を張り出し、リビングエリアとなるタープと接続しました。

勝尾崎キャンプ場テントサイト

とにかく暑い三日間でしたが、目の前の海には好きなときに入ることができるので、暑くなったら海にぽちゃっとして暑さを凌ぐことができました。

勝尾崎キャンプ場俯瞰

勝尾崎キャンプ場桟橋先端から

折りたたみ自転車を持ってきていたので、キャンプ場内~周辺を見て回ることにしたのですが、タイヤの空気圧がかなり甘くパンクが心配です。管理棟で自転車の空気入れがないか聞いてみたところ、キャンプ場には置いていないとのことでした。しかし、草刈りを終えたオーナーさんが「ちょっと待ってて」と軽トラに自転車を積んで自宅?で空気を入れてきてくれ大変助かりました。お礼ついでに、ドローンで空撮をしてもいいか聞いてみたところ、他のお客さんの迷惑にならないようにと言うことで許可をいただきました。

勝尾崎キャンプ場空撮全景

天気もよくて風もほとんど無いので絶好の空撮日和でした。正面のやや右の木の奥が設営地です。

勝尾崎キャンプ場空撮東海上から

キャンプ場の周りの海岸は海水浴場ではないので海水浴はできませんが、管理棟でライフジャケットの貸し出しをしていたりして、自己責任で海辺で遊ぶことはできます。左の桟橋の先端で釣りをしてみましたが全く駄目でした。海中も見てみましたが釣れるような魚を見ることは無かったので時期が悪かったのか、元々ポイントではないのかわかりませんが、近くの漁港の方がよかったのかもしれません。

キャンプ場の魅力

勝尾崎キャンプ場蝉の幼虫

とにかく蝉の抜け殻が多い。というか、テントやらガイロープやらにまで蝉の幼虫が這い上がってきて脱皮をしていました。

勝尾崎キャンプ場蝉の羽化

羽化を間近に見る機会なんてそうある物ではないですね。

勝尾崎キャンプ場北斗七星

また、夜も真っ暗で星もよく見えました。

勝尾崎キャンプ場朝焼け

暑くて寝苦しくつい目が覚めてしまいます。すぐ近くの海に目をやると間もなく日の出です。

勝尾崎キャンプ場日の出

日の出です。夕日と言ったら夕日に見えてしまいそうですが^^;

勝尾崎キャンプ場蝉の抜け殻

羽化してつり下がっている蝉を見たかったのですが、気がついたらもぬけの殻でした。とにかく蝉の羽化ラッシュで、テントを張ったエリアからも次から次へと幼虫が這い出してきていました。子どもの自由研究にもいいかもしれませんねぇ。自然を身近に感じるにはとてもいいところです。

帰り道

富山ブラック

能登島から群馬県東部まで400km以上、時間帯によっては8時間近くかかります。朝ご飯を食べて店仕舞いをして出発すると午前十時頃の出発になります。当然途中で食事を取らないと燃料切れを起こします。昼飯は寿司とか海鮮丼のような海の幸を食べようかと思っていましたが、高岡ICを降り小杉ICに向かう途中でラーメン屋の看板を見て「富山ブラック」が頭の中をよぎり、一気に昼食はラーメンモードに傾きました。

自然派らーめん蓮

富山ブラックで検索をすると、小杉インターのすぐ側に有名店らしきお店がありました。時刻は午後1時を過ぎていますが、駐車場は一杯でした。なんとか駐車して店内に入りますが、中でも2組待っていました。

自然派らーめん蓮のらーめん

何がおすすめかわからなかったので、らーめんと焼餃子を頼んでいただきました。おいしかった。で、注文後周りを観察していると追加麺を注文されている方が多かったように思います。テーブルにはらーめんタレと書かれたボトルが置いてあり、おすすめの食べ方についても記されていました。今度来る機会があれば・・・と思いながらお店を出るのでした。

道の駅親不知ピアパーク

以前から気になっていました、わざわざ高速を下りて寄ることもなく通り過ぎていた道の駅親不知らずピアパーク。しかし、ETC2.0なら途中で降りても高速道路への再入場で余計な料金はかからないと言う。それなら寄ってみてもいいかと寄ってみました。

道の駅親不知ピアパーク海岸

何がある施設か興味があったのですが、海水浴場などマリンレジャーが楽しめる施設になっているようです。

道の駅親不知ピアパークウミガメ

奥にはレストランや展望台、入り口付近には鮮魚を扱っているお店などもあるようです。ちらっと様子を見て、トイレを済ませて帰路につきます。まだ300kmありますから^^;

能登島のキャンプ場は、海辺でキャンプができるうえ、海もきれいで波も穏やかでSUPなどにも向いているのですが、何にせよ遠い。一緒に行ったファミリーグループはともかく、一人で運転して行くにはやはり遠すぎる。魅力的ではありますが、一人での運転で行くには遠いので、家族の気まぐれで海キャンプでもしようと言うことにでもならなければ利用することはないでしょうね。

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