2025.12.1-2
温泉とキャンプの組み合わせはかなり強力です。夏場なら設営でかいた汗を流しキンキンのビールを、冬は温まってからキンキンのビールを・・・やることは同じです。温泉に入れるキャンプ場をいろいろと探していたところ、群馬県の片品村の幡谷温泉(はたやおんせん)ささの湯さんがキャンプ場も営まれているとか。尾瀬・片品方面のスキーやキャンプに行くときはすぐ近くを通り過ぎていたので、ネットで見つけたときは、ここか!という感じ。値段もお手頃で温泉にも入れると言うことで当日午前11時に電話で確認して出掛けてきました。
幡谷温泉ささの湯
幡谷温泉ささの湯は群馬県尾瀬武尊山麓の温泉旅館で、源泉掛け流しの温泉が楽しめます。何でも純温泉とかいう新しい温泉の定義があるらしく、なかなか貴重な温泉のようです。後述しますが、こちらの温泉は飲用にもできるそうで、珈琲もおいしくなるのだとか。

結構な急勾配の下り坂を下りて駐車場にでます。正面に見えるのがささの屋さんです。温泉に入りに来るお客さんの駐車場でもありますが、この先のキャンプ場への道はさらに急勾配で四輪駆動車以外はここに駐めてキャンプ場を利用するようです。
キャンプサイト

駐車場の一角から河原のキャンプサイトへ降りていく道が続いています。

結構な急勾配です。やはり四駆じゃ無いと無理かも。

キャンプ場へ着いたのが午後3時ちょうどで、ささの湯さんのオープンの時間でした。受付を済ませてオートサイトに車を乗り入れて設営です。30分くらいで設営できたのですが、暗くなるのも早いので、温泉に入ってさっさと始めることにしましょう。

温泉に入りに行くのに水のタンクを持っていくと言うのも妙ですが、こいつを持って温泉に入りに行きます。受付の際、担当のお姉さんが露天風呂の湯口で源泉が汲めるのでよかったらとすすめてくれました。webpageでも、飲み水は各自持参と表記されていましたのでタンクに水道水を汲んできていたのですが、源泉がおいしいお水で、珈琲もまろやかになるので案内しているんですとのことでしたので汲まない選択はないでしょ。風呂場には他にもお客さんがいましたが、タンクを持って露天風呂に向かい無事源泉を汲むことができたのでした。
キャンプ場の施設

受付の時にいただいたキャンプ場のマップと利用案内です。川沿いがオートサイトで、奥にフリーサイトがあります。四駆以外は温泉宿周辺の駐車場に止めて荷物を移動させることになるので、かなりの急勾配の荷物運びが待っています。

坂を下ったところに水場があります。

灰捨て場になっているようです。

こちらも源泉掛け流しですが、飲用にはできないと言うことで洗い用ですが、暖かいのでこの季節嬉しいかも^^

キャンプ場の奥がフリーサイトなのですが、フリーサイトは駐車場とテントサイトが分かれています。

矢印の指し示す方向がこちらで、仮設トイレの奥が駐車場になっています。

仮設トイレです。和式です。トイレは温泉館内のトイレを使わせてもらえるので、こちらは使いませんでした。毎回坂を上るのは大変ですけどね。

フリーサイトの奥からの写真です。

フリーサイトはL字型に広がっています。正面の上がささの湯温泉です。

何用か分からないネットが張られていました。ハンモックではないですよね。

案内図にはグランピング用のエリアのようですが、この時はテントの設営も無く詳細は分かりませんでした。集められた薪に火を付ければキャンプファイヤーになりますね。

このエリアにも灰捨て用の施設がありました。

それと、マップとは位置が違っていますがテントサウナらしき物がキャンプ場入り口付近にありました。こちらも詳細は分かりません^^;
焚き火&( ^_^)/□☆□\(^_^ )

温泉に漬かり、温泉水を汲んでテントサイトに戻ると時刻は4時半を回ったあたりです。さっさと始めましょう。

せっかく温泉のおいしい源泉を汲んできたので、まずはそいつを使って珈琲でも一杯とかはみじんも頭をよぎること無く、プシュッとすることにします。多分正解です。

値引きされていたので買ってきた漬物と冷凍のビンチョウマグで口開けです。日は山の裏側に隠れ、すでに暗くなり始めています。

時刻は5時ちょうどくらいです。焚き火も石油ストーブも点火です。

気温は8℃を切りました。

ここで温泉水を使ったウーロン茶を入れて焼酎のウーロン割りをいただくことにします。やっぱりおいしい気がする。酒飲みの話なのであてになりませんが^^;

いつもの豚のホルモン系です。これは豚タン。

午後7時半を回ったあたりで気温は5℃を下回りました。でも石油ストーブとBBQコンロのおかげで、自分の周りは11℃あります^^

寒くなってきたし8時になるので、こいつを燃やしたらお開きにしようと、極太薪を一本焚き火に投入してやりました。

時刻はまもなく9時になろうというところです。ユニセラminiを片付け、焚き火の後始末をして幕内に籠もります。

時刻は9時半です。このまま下がるとやはり氷点下でしょうか。おやすみなさい。
二日目朝

朝5時半頃目が覚め石油ストーブを点火します。昨日源泉で汲んでおいたおいしいお水でお湯を沸かしモーニング珈琲を淹れることにします。

気温はと言うとまだまだ最低気温は更新中でどんどん下がっています。日の出直前まではまだ下がりそうです。気になる珈琲のお味はというと、おいしい。やっぱり違います。

結局-0.7℃まで下がりました。

霜も降りてるし、帰って手入れしないとだめですね。

焚き火でごはんを炊こうかとも考えましたが、寒すぎるので幕の中で完結です。

定番の朝カレーです。

いつもなら家に帰ってから洗い物をするのですが、源泉掛け流しの洗い場があるので洗って帰ることにしました。暖かいので快適です。
今回利用した幡谷温ささの湯さんですが、スキーシーズンがメインの温泉旅館みたいです。HPやInstagramに真冬の雪が積もった様子が載っています。温泉はぬるめなので、ぬる湯が好きで長時間湯に浸かっていたい人にはおすすめの温泉だと思います。また、飲むこともできますし、珈琲などもおいしく頂けるので、そこもポイント高いです。この後のシーズンは雪に埋もれてしまうでしょうから、キャンプ場は運営されるのか分かりませんけど、車も冬仕様で無いと難しいですね。

コメント