2022.3.19-21
群馬県東吾妻町に2021年4月にオープンしたキャンプ場「ステキな村キャンプ場」におじゃましました。ネット予約も出来るのですが、いつものごとく当日電話で空きを確認して予約させてもらいました。googleマップのタイムラインでキャンプ場までにかかった時間を見せると割引してくれるサービスがあり、2000円も割り引いてもらったので二泊5700円で利用することが出来ました。久しぶりに二泊でのんびりしてきました。
雪の残るキャンプ場
雪上設営開始
春分の日を含む土日月の三連休、雪深い場所ではないのでそれほど警戒はしていなかったのですが、直前の低気圧の通過で雪が降ったようです。
午後1時過ぎにキャンプ所に着き受付を済ませました。聞いたところによると、前日に雪が降る前には完全に地面も乾いていたと言うことです。
今回利用させてもらうのは区画されたオートサイトです。受付を通り越して一段高いエリアになります。フリーサイトも駐車エリアからそれほど離れているわけではないので、値段を考えるとそちらもおすすめです。
一面に雪が残ってはいますが、気温が10℃程あり、とけた雪で地面はかなりぬかるんでいました。ブルーシートを広げその上でポールをスリーブに通します。
今回はソロカマTCです。四隅を留めてしまえば自立するので、あまり雪の上に幕を置かずに設営できます。
ソロカマTCと男前タープを合わせて設営完了です。区画内の雪は設営中に踏まれることで消えていきました。
適当にファニチャーを配置して一段落です。
午後3時頃の気温です。設営も終わったのでぼちぼち^^
雪見酒
焚火の準備も出来ました。そろそろ始めますか^^
雪景色といえるのか、でも雪を見ながらだから雪見酒でいいですかね。口開けのつまみはお手製のマスの燻製と柿の種です。
気温の下がり方が激しい、とにかく焚火で暖を取りながらじゃないと寒くてたまりません。金属製の風除けは反射する熱量が大きいのでとても暖かさを感じられます。盛大に燃やしていきましょう^^
今回使ってみたのはエバラのプチッと鍋という鍋の素です。具材は家から刻んでビニール袋に入れて持ってきた残り物の野菜です。
動物性タンパク質は面倒なので缶詰投入で済ませます。
夕方七時前に気温は2℃程度まで下がってきました。
卓上コンロで肉を焼きながら
出来た鍋をすすりながら、気温の低下に耐え外飲みを続けましたが、ここから先は幕に籠もることにしました。それで初日は早めに就寝です。
二日目
早朝のステキな村キャンプ場
明け方はかなり冷え込みました。最低気温は-1.3℃です。
区画サイトの通路も完全に凍り付いています。
朝のうちに少しキャンプ場内を歩いてみました。
管理棟の並びの奥が一段下がってフリーサイトになっています。
区画サイトから上に上がるとドッグラン付きのサイトやコンテナーハウスのような施設もあります。この時は利用者はいませんでした。
最上部は天空サイトと名付けられた広場になっていました。こちらもこの時は利用されていませんでした。
かやぶきの郷薬師温泉旅籠
ステキな村キャンプ場の上がり口付近にかやぶきの郷薬師温泉旅籠という温泉施設があります。せっかくなので温泉に漬かってみることにしました。
こちらには全国各地から収集した古民具などが展示されていてかなり広い施設です。
温泉は一番奥の施設にあり、中の展示品も自由に見て回ることが出来ます。
一番奥にある滝見乃湯という露天風呂でのんびりしてきました。おじゃましたときには他に入浴客はなく貸し切り状態でした。目の前は温川です。
スウェーデントーチ着火
初日の夕刻、用を足しにトイレに向かうとキャンプ場スタッフの方がたくさんの丸太を運んでいました。なにげに「スウェーデントーチですか?」と話しかけてみると、「燃やしますか?」って・・・
そんなつもりではなかったのですが、「後で感想を聞かせてください」と持っていた丸太を渡してきたのでありがたくいただくことにしました。
こちらがもらったスウェーデントーチです。直径は長いところで20cmちょっとです。
長さというか高さは40cmちょっとと言うところ。持っているスノーピークの焚き火台Sにギリギリ乗りました。
風呂上がり、焚火の準備も完了したところでプシュッ^^
つまみはマスの燻製の残りと柿の種&トマトです。スウェーデントーチが順調に燃えてくれればその火を使って調理をしていくことにします。
焚火シートを敷いて、切れ込みの中央にキッチンペーパーを詰め周りの皮を剥いで載せました。
石油ストーブを持ってきていたので、キッチンペーパーには少し灯油をしみこませてあります。ここまですれば着火するでしょう^^;
午後一時ちょうどに点火^^
しっかり燃え移ってくれました。
噂では針葉樹はかなり派手に炎をあげて燃えると聞いておりましたが、地味に燃え続けて40分が過ぎました。火力的にはこのくらいの方が使いやすいかもしれません。ここいらで調理をしてみることにします。
スキレットが温まったところへ鶏モモ肉を投下します。
いい感じで調理出来ましたが、支えているスウェーデントーチはそろそろ崩れそうです。
いい感じで火が通っています。ここで点火からちょうど一時間です。
この状態では上に物を載せての調理は難しそうです。
この状態になるまでさらに40分程度かかりました。この後、残骸だけでは燃えなくなったので薪をたしながら全て燃やす尽くすのに3時間近くかかりました。
後半戦
こうなれば後は普通の焚火と同じです。オガ炭を突っ込んで着火してユニセラminiの準備をします。
残りのビールは日陰に残った雪で冷やしました。
まずは越前のホルモン屋福田商店の至極の上ミックスホルモンです。
やはり炭火焼きはいい^^
二泊しても焚火をしながらつまみを作って飲み日が暮れていくのでした。
午後6時半を回ったところで気温は氷点下です。初日より冷え込みが厳しい。この後はテント内に籠もって・・・初日と同じです^^;
最終日&帰路
三日目の朝食です。缶詰とトマト、汁物は鍋の残りで簡単に済ませて帰り支度です。雪で湿り気たっぷりのサイトでの設営で帰ってのメンテは避けられません。天気は良さそうなのでそれほど苦労はしないでしょうが^^;
帰り道、いや、来るときにも気になっていたのですが、帰る途中に車を駐めて調べてみました。
へそ岩?なんでもここ東吾妻町にはいろいろと変わった形の奇岩や渓谷の宝庫のようで、岩カードなるものの配布も行われているようです。奇岩の写真を撮って見せることで入手できるようですもう少し下調べしておけばよかった・・・今日は帰りに寄っている時間がない^^;
とりあえずスマホに収め帰途につきます。次回こちらの方面に来るときには効率よくゲットしたいものです。岩櫃山には三回も登ったことがあるに^^;
こちらも来るときはスルーした薪の無人販売所です。どんな薪が置いてあるのかチェックしてみることにしました。
材質はともかく一束300円と値段は激安です。次回は利用してもいいかもしれません。薪の他に炭も置いてありました。
帰り道、あづま泉桔梗館かあづま養魚場に寄ってへそ岩の岩カードだけでももらっていこうかと思いましたが、早く帰らなければならない事情があり次回に持ち越すことにしました。
今回利用させてもらったステキな村キャンプ場は、新設されて1年の新しいキャンプ場ですが、スタッフの方の対応も気持ちよくまた再訪したいと思っています。なにより、受付をされていた女性が大変素敵でした。受付時の対応もさることながら、立ち往生した車を牽引するために重機を操るところなど、とてもかっこよかったです。また、東吾妻の岩カードについても大変興味がわきました。一回では無理でしょうが、8枚全部ゲットしたいと思っています。近くに温泉もありおすすめです。
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