菅沼キャンプ村 １０月上旬

2021.10.9-10

最近ネット予約ができるキャンプ場が増えていますが、今の季節、まめにチェックしていても空きがあるキャンプ場はなかなか見つかりません。たまたまネットで菅沼キャンプ村を調べていたら、テント泊の予約受付は電話のみ、とありました。可能性がゼロじゃないならと電話してみると空きがあるそうで、予約完了です。

標高1700m雨の中の設営

予約の電話で、最低気温は5℃くらいだから寒くないようにしてきてくださいと告げられました。また、荷物運びについてはテントサイトまでリアカーで4～500ｍくらい運ぶとのことです。リアカーが使えるならそれほど問題は無いかと思いながら現地へ向かいました。

駐車場からキャンプ場へ向かうとすぐに管理棟があります。キャンプ場に着いたときは、激しくはないですが雨が降っていて、すぐには止む気配がありません。キャンプ場利用料金2,270円を支払い、外でキャンプ場についての説明を聞きます。それによると、なんと、雨が降っているので荷物運びは車でいいというのです。「明日雨が止んでいるようなら撤収はリアカーでお願いします。」と言うことでしたが、雨が止んでいるならリアカーで何の不満があるでしょう。

テントサイトはキャンプ場の一番奥です。ルートはまっすぐ行って突き当を左です。

広場の奥にある炊事場の間を真っ直ぐ奥へ進みます。

もうすぐ分岐点です。正面ネットの張られたエリアはドッグランです。

突き当たって左に曲がるとテントサイトが見えてきます。受付で混み具合を聞いたのですが、この日は20組くらいが入るとのことでした。キャンプ場で受付をしたのが2時ちょっと過ぎ、既にこれだけの数が張られているとは。２時前にチェックインしたのか連泊なのかわかりませんが、とにかく場所を探さねばなりません。奥のエリアで良さそうな場所を見つけ設営を開始します。多少は濡れましたが、屋根ができてからの荷下ろしなので被害は最小限ですみました。

テントサイトの奥へ進むと菅湖湖畔にでます。多分このあたりがなんかの映画のロケ地です。

テントサイト

天気予報で雨は早めに上がると踏んでいたので、タープは小さめの男前タープにしたのですが、ちょっと読みが外れました。

気温が下がって寒くなったら中に籠もればいいんですけど^^;

ちょっと狭いので、始めるときは正面をサブポールで持ち上げることにします。

菅沼キャンプ村

キャンプサイトから一番近いトイレがこちら。一応個室は洋式です。

トイレの向かいにドッグランがあります。今日は草が濡れているから利用している人は、(犬か^^;)いないようです。

キャンプサイトから一番近い炊事場です。

水場には、スポンジやら何やら置いてありました。

ゴミが出せるのはありがたいです。

洗面所なんていう施設もありました。

お風呂もありますが、この日はやっていませんでした。

釣りにカヌーやＳＵＰなどが楽しめる菅沼湖です。

( ^_^)／□☆□＼(^_^ )

とりあえずビールをプシュッとします。柿の種とか枝豆は持ってきてないので、すぐ食べられるもを探します。

トマトは家から持って来ました。缶詰と魚肉ソーセージはストックしてあったものです。

とにかくすぐに火をおこすことにしました。

炭に火が回るには少々時間がかかります。とりあえず缶詰でも温めてみることにします。

炭がおきたらいつものホルモンの焼き肉です。この日もBeisiaのホルモン専門店です。

寒いのでおでんを作りました。

午後6時の時点で13℃。覚悟していたからかそれほど寒く感じません。ただ、小雨が降り続けていて、タープの内側にも入り込んでくるのが鬱陶しい。

この日は、ビール3本で焼酎お湯割りにスイッチしました。

ずっと雨が止まないなと思っていましたが、空を見上げると星が見えるじゃあないですか。これは霧なのか？？？どうせ星空にするなら晴れてくれればいいのに。星が見えても濡れるから結局籠もるしかありません。

朝食＆撤収

今回は、暖を取るために持ってきた石油ストーブで炊飯してみました。

ほぐしてみましたがいい感じです。

スキレットはsotoのレギュレーターストーブで調理しました。

残ったおでんと、いつものメニューです。

今回、鶏肉もご飯もなかなかいい具合にできました。

トマトおでん。まるごとぶち込んで煮込んでいたら皮が剥けやすくなって、食べるときにはつるんととれました。

毎回このくらいの炊き上がりで焦げ付かないといいのですが^^;

前日と打って変わってよい天気です。食事を済ませたので撤収です。リアカーを調達して荷物の積み込みを始めます。

やっと載ったというか、ちょうど載ったというか、荷物がちょっと多いかなぁ^^;

タープもテントも乾きそうにありませんでした。日が差しているので、ポリエステルやナイロン製のテントだったら乾燥撤収できたかもしれませんが。仕方なく濡れたテントとタープは、荷物の上のシートに載せて運び出します。駐車場までの道はほぼ平坦ですが、テントサイトの出口あたりがゆるい上り坂になっていています。ここだけはちょっと気合いが必要です。チェックアウトで薪の代金を支払い下山します。

ダムカードゲット

帰り道丸沼ダムに寄りました。ダムカードをゲットするにはダムの写真が必要なので撮りに行きます。駐車場に案内板がありました。

どうやら遊歩道で降りられるようです。

結構降ります。急な山道でしたが5分くらいで降りることができました。

下まで降りてダムの方へ向かいます。

ドラム缶筏トムソーヤ号!?

これ筏なの？

向こう側に渡れるようです。しかし、ダムの写真が撮れればいいので、今回は向こう岸に渡るのは止めておきます。

筏は乗るときにかなり傾きます。足滑らせて湖にでも落ちたらしゃれにならないので、筏は定位置で動かさずに撮影しました。

道の駅かたしなの総合案内所で写真を見せ無事ダムカードゲットです。さらに、気になっていたSABOカード片品上流砂防堰堤もゲット。同じ場所で配布していたのはラッキーでした。

今回利用した菅沼キャンプ村は、標高が1700ｍ以上あるので夏も涼しく快適に過ごせそうです。荷物はリアカーで4～500ｍ程度運ぶ事になりますが、リアカーの台数が多く、キャンプ場内の道も大きな起伏はないのでそれほど苦にならないと思います。何より景色がきれいですし、一人2270円という料金もお手頃です。携帯の電波も届かないので、世俗を忘れのんびり過ごすにはよいキャンプ場ではないでしょうか。