2024.8.3-5
千葉県勝浦市に位置するRECAMP勝浦へ出かけてきました。今回利用したのはフリーサイトで駐車場スペースから多少の荷物運びはありますが、区画サイトに比べリーズナブルに利用することが出来ます。シャワールームやお風呂の施設もあり、冷房の効いたお風呂場は、夏の汗を流しリセットするには最高の場所です。四季折々の風景が楽しめるこの場所は、都会の喧騒を忘れリラックスするのに最適です。家族や友人と一緒にアウトドアアクティビティを満喫しながら、バーベキューや星空観察を楽しむことができ、キャンプ初心者からベテランまで、あらゆるキャンパーに対応した設備が整っているため、快適で思い出に残るひとときを過ごせます。
RECAMP勝浦
フリーサイト
たくさんの区画サイトがあります。フリーサイトは中央の上の三角形の形をした部分で、広さはおよそ400㎡、4組までの利用が可能です。フリーサイト用の駐車場からは、少し離れていますが、一番離れている場所でも100m程度ですし、平坦な地形なのでカートで荷物が運べ、値段を考えれば十分に利用価値は高いですね。しかも、ソログルのような使い方をするには、フリーサイトの方が何かとやりやすいですし。
13時ちょうどにチェックインしたので、場所は自由に選べます。これから来る人たちのことを考えると、奥の方から設営していくのがいいでしょう。今回は友人と2人でのソログルなので、奥のエリアに並べて設営することにしました。
設営直後の写真ではありませんが、日除けのタープとツーリングドームの組み合わせです。
日中は日が当たるのでタープの中に籠もり暑さをしのぐことになります。
RECAMP勝浦施設
キャンプ場の敷地に入り、上り坂を登り切ったところにキャンプ場の管理等があります。こちらには売店の他お風呂があります。また、レンタル等で利用した中古ギアーが格安で売られているので、掘り出し物に出会えるかもしれません。
この日は勝浦朝市からの出張店舗もありました。websiteには、毎月と記載されていたので、なんとラッキーなタイミング!だったと言うわけですね。
管理棟付近には、「こくばんひろば」なるものがあり、落書きが出来るところが黒板の他にも用意されています。
サニタリー
トイレと水場は、オートキャンプサイトエリアに3カ所設置されていました。
シンクは裏面にもあり数は十分です。
温水が使える蛇口もあるようです。暑いので利用しませんでしたが
管理の裏には無料で使えるシャワールームがあります。お風呂は予約制で、場合によっては入れないこともあるようですが、こちらは予約無しで利用可能です。利用時間は7:00~22:00になっています。
キャンプサイト
フリーサイトを含むガーデンCAMPと名付けられたエリアです。利用した時はあまり利用者がいませんでした。
サニタリー周辺のガーデンサイトと林間サイトです。この時期はやはり少し木陰が欲しいですね。
こちらはおおぞらサイトで、なぜか大人気で利用者が沢山いらっしゃいました。
こかげCAMPエリアも人気ですね。
フリーサイトのすぐ近くに、幌馬車風タイニーハウスなる宿泊施設もありました。幌馬車の中はエアコンが効いて快適なんだろうなぁ。他にもウッドデッキサイトや、フォレストキャビンエリアなどの、常設の宿泊施設も多数ありました。
勝浦観光
設営後、翌日の早朝釣りに出かける際のポイントを探しに、海沿いを見て回ることにしました。キャンプ場から、国道をまっすぐ進み、勝浦朝市のポイントを通り越して行き止まりまで進むと、八幡岬公園と言うところに出ました。せっかくなので車を降りて散策してみることにしたのでした。駐車場から海上へ目をやると、海の中に鳥居があります。ここも空撮できるのかなぁ。許可取りは・・・などと考えながら、先へ進みます。
途中八幡岬公園の広場に出ました。先に展望台があるようなのでさらに進みます。
八幡岬公園展望広場に出ました。
展望デッキから勝浦灯台のある岬が見渡せます。ここも空撮したいなぁと思いながら、八幡岬公園を後にます。
海岸線をぐるぐるしているうちに、官軍塚なる看板があったので立ち寄ってみました。ここにも展望台があるので登って周りを見渡してみます。
戊辰戦争の末期、熊本藩の船が難破し地元の人々が総出で救助にあたり、遭難者を埋葬供養したのがこの官軍塚だとかいうことが記されていました。
乾杯
釣具屋で釣り餌を買い、近くのポイントを聞いてキャンプ場に戻りました。それではぼちぼち始めることにしましょう。
気温27℃、決して涼しくはないですが、北関東からやってきた物にとっては、大分しのぎやすい気温です。とにかく冷たいビールで喉を潤すことにします。
ビールを飲みながらつまみを用意します。瓶詰めは、出張朝市のお店で買ったニンニクの醤油漬けです。酒の肴におすすめだよと言うので買ってみました。鶏胸肉の自家製ハムもあるのですぐ食べられるもので用意します。
つまみが出来たところで、BBQ用の炭を起こします。
焚き火をするには気温が高いので、火越し器を使います。
ニンニク単体では大分辛いので、鶏胸肉を一緒にしそで来るんでいただきます。
紫蘇は、来る途中「道の駅 あずの里・いちはら」で一袋100円で購入した物です。袋から出し、コップに水を入れて生けてみました。しかし、ものすごい量です。
ネギを切り刻んだ紫蘇を入れて適当に薬味を作り持ってきた豆腐をいただきます。
炭に火が起きたところで、豚バラ肉のカルピス漬けを焼き紫蘇巻きにしていただきます。
肉厚のピーマンも道の駅で見つけて買ってきました。適当に切り分けて焼いていただきます。
日の光も直接当たらないくらいに傾いてきました。
宴は夜も続きます。
鶏肉の手羽中ハーフとニンニクの醤油漬けも焼いてみます。
さすがに疲れたこの日は少し早めに上がり床につきました。風呂?シャワー?いいんじゃない一日くらい^^;
RECAMP勝浦二日目
朝
翌朝最低気温を確認してみたところ、なんと22℃台でした。久しぶりに熱帯夜から解放されたのでした。エアコン無しでも快眠です。
朝食は、釣りへ行くので時間も無いし、ご飯を炊くのも面倒くさいし、ちょっとこれ食べてみたかったのよね。ということで、買ってきたペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフカレーで済ませることにしました。さっさと食べて釣り場へ向かいます。
釣具屋さんでいろいろとポイントを聞いてきたのですが、御宿港まで行かないと今は釣果が期待できないと言うことでした。遠いよな・・・と言うことで、近くの漁港で済ますことにしました。釣れなくても、帰りに朝市に寄ればいいんじゃね^^;結果は、相方が大量のフグに加え小アジを2匹と言う結果に終わりました。それじゃ、朝市へ行こう・・・
お昼
釣りの後、朝市でぶらぶらして午前中を過ごし、キャンプ場に戻りました。腹が減ったのでお昼の用意をします。
今度は白飯が食いたかったのと、持ってきている肉が大量に残っているので少し消費したかったので、焼き肉をおかずにご飯をいただきます。
午後の予定は、鵜原理想郷での空撮と勝浦つるんつるん温泉での入浴の二つです。温泉に行ってさっぱりしたら、二日目のお楽しみタイムの予定です。鵜原理想郷へ出かけたのですが、駐車場が一杯でどこにも置けず、鵜原海水浴場へ迷い込むもこちらも道が細く、車を止められるスペースも見つけられず、諦めて温泉に向かうことにしました。勝浦つるんつるん温泉には直営のキャンプ場があり、こちらもいずれは利用したいと考えていたのでいい機会なので出かけたわけですが、温泉に着いたときには浴槽の掃除中で30分程度待たされてしましました。しかし、温泉には入れたので、その後風呂上がりのお楽しみタイムと言う流れとなりました。めでたしめでたし?
二日目の乾杯
朝一でもいろいろと見たのですが、ソロで手頃なサイズの魚を見つけられず、結局Beisiaでお刺身を買ってきて食べることにしたのでした。
さくで買ってきたので包丁で切らねばなりません。少しあぶってたたきにしようか迷いましたが、氷水でしめるのが面倒なので、刺身でいただくことにしました。
薬味はネギと醤油漬けのニンニクを刻み、相方からもらったミョウガと自前のチューブのニンニクとショウガ、刻んだ紫蘇を投入と盛りだくさんです。
今回はキュウリとトマトも盛り付けて見ました。と同時に火起こしです。
そのまま水にさして置いた紫蘇は少し元気がなくなってきていたので、食べ頃の葉を一枚ずつ切り水に生け直しました。小さい葉が着いた枝はそのままコップにさしてありますが、薬味として食べるには量が多すぎです。さすがにこれは持って帰って食べよう。悪くはならんだろうし^^;
炭が起きたところで豚バラの焼き肉です。
鶏胸肉も焼きます。焼き肉は紫蘇で包んでいただきました。うまし。
焚き火スタート
暑かったのですが、焚き火の禁断症状も出ていたので燃やすことにしました。
側には近寄れませんね。
辺りも段々暗くなっていきます。この日は調子づいてビール六缶に酎ハイの500mlの缶2缶、焼酎水割り3杯と飲み過ぎてしまい、後半はもう寝る~という感じお開きとなりました。次の朝がつらかった^^;
三日目
最低気温は前日より少し高めでした。
食事もご飯を炊くのは面倒だし、飲み過ぎでそれほど食欲はないし、涼しいうちに早く片付けたいしと言うことで、カップラーメンですませます。現地調達の勝浦タンタンメンです。本当はお店で食べたかったのですが、その機会はなさそうですので、こいつで味わうことにします。
かやくを入れ、スープ類は後入れのようです。
フリーズドライのタマネギが不思議な食感ですが、なかなか好きな味です。辛すぎず食べやすい。そして、二日酔いには少しきつい^^;
食事を済ませ、荷物を片付け積み込んでちょうど8時になるように調整します。8時からお風呂に入れるので、予約をしておきました。お風呂は温泉とかではないですが、脱衣所にはエアコンが効いていてなんとも快適です。風呂上がりに汗が引かないなんてことも無く、気持ちよく着替えて帰ることが出来ますので、おすすめです。この後、帰路につく前に鵜原理想郷へ向かい空撮をする予定です。市役所に確認したところ、特に市へ提出する書類とか届けも無く、安全に気をつけて飛行させてくださいと言うことでした。平日なので空いているでしょうし、せっかく勝浦まで来たのですから、しっかり撮影をしてから帰ることにします。
鵜原理想郷
鵜原理想郷は、千葉県勝浦市に位置する自然豊かな景勝地です。この地域は、太平洋の荒波によって形作られたリアス式海岸が特徴で、複雑な地形が美しい景観を生み出しています。この地域には、手彫りのトンネルや展望公園があり、そこからは太平洋を一望することができます。また、「手弱女平」や「黄昏の丘」などの絶景スポットがいくつもある場所です。
さすがに平日とあって、駐車場に駐めてある車は一台もありませんでした。一番端の看板の側に車を止めましたが、近すぎて案内板の写真をうまく撮ることが出来ないほどに。「いまここ!」とある現在位置から、各絶景ポイントにはかなり歩かなければならないようです。
ハイキングコースの中には所々このようなトンネルが掘られていました。日差しが避けられて涼しいので移動ルートとしては歓迎です。
順路と書かれた案内板に従い「手弱女平」を目指します。しばらくすると開けた景色のよい場所に出ました。
このひろばの先端には「幸せの鐘」がありさらに遠くが見渡せます。
遠くに勝浦海中公園展望塔が見えます。他に観光客もいないので早速空撮をさせてもらいました。
Mavic 3 proのクイックショットで幸せの鐘をぐるりと一周しました。
続いては、同じくクイックショットからアステロイドという撮影方法です。
続いて「毛戸岬」へ向かいます。岬先端から広い太平洋の海原を見渡すことが出来ます。
続いて最後の空撮ポイントとして向かったのが「黄昏の丘」です。きっと黄昏時に夕日を眺めるのに向いているすっぽとなのだろうと勝手に解釈して空撮をさせていただきました。
空撮スポットというわけではありませんが、黄昏の丘から少し登ると大杉神社があります。周りを木に覆われていて、訪れる人もほとんど無いようです。
今回勝浦でキャンプをしようと言う計画が持ち上がり、それなら空撮スポットを見つけて撮影してこようと準備してきました。しかし、鵜原理想郷も確かに素晴らしい場所でしたが、他にも八幡岬や灯台など撮影するのに面白そうな場所が沢山あり、そちらについてのリサーチ不足で来たのが大変残念となってしまいました。また機会があればこちらに訪れ別の場所を撮影したいと思っています。