ソロキャンプを始めるようになったのは2018年夏頃からでした。それまでは、ファミリーキャンプや複数の友人とグループキャンプで楽しんでいたのですが、子どもも大きくなり、ファミリーで出かける機会も少なくなり、「キャンプ行けないじゃん。」と思っていたときに、友人がソロキャンプが一番面白いぞと一言。その友人は、学生時代一人で北海道を自転車でテント泊を繰り返し一周した兵でしたので、そいつが言うんだからそうなんだろうと素直に思ったわけです。一回やってみようと言うことでやってみたらハマってしまい今に至るわけです。
初ソロの時代
初めてソロキャンプに向かったときは、ColemanのツーリングドームSTとバンドックのミニスクエータープだけを買い足し、ファミリーキャンプの道具から使えそうな物を持って行きました。
その頃の愛車はエルグランドでしたので、荷物は載せ放題でしたが、収納ボックスをテーブルと椅子に使えばいいんじゃない?ってことでできるだけ荷物を減らしたのですが・・・。ちなみにテントとタープは座席の下に入っているので見えません。
初めてのソロキャンプの場所に選んだのは、利平茶屋森林公園キャンプ場でした。初ソロであまり遠くまで出かけるのは不安だったので、家から1時間ちょっとの距離にあるキャンプ場です。
Colemanのテントはファミリーキャンプ用でいくつか持っていたので、張り上がりもイメージできたので何の苦労もなく設営できました。
テントに合わせたのは、バンドックのミニスクエアータープで、このスタイルが今の元になっています。テントとオープンタープの組み合わせでサイトを作るパターンです。しかし、この頃のバンドックのミニスクエアータープはお世辞にも使えるレベルの物ではありませんでした。二回目の使用であっさりグロメットが引きちぎれ、さようなら~となりました^^;
ColemanツーリングドームST俺の使い方
パーツの紹介
まずは、グランドシート。これはブルーシートを適当な大きさに切った物ですが、これが実に使い勝手がいい。地面がぬかるんでいたらこれを広げてから設営すれば汚れることもありません。
中に入っているのは、メインポールが2本とキャノピー張り出し用のフロントポールが一本、フライシートとインナーテント、それにほぼ使ったことがない黄色のガイロープと地面が固いと使いもにならない柔いペグ、収納時に幕を縛る紐が2本に収納袋と言ったところです。自分はこれに、予備のフレームをバラで2本と以前使ってて折れたフレームの中に入っていたショックコードを入れています。
設営手順
設営も簡単で、メインポールを伸ばしたらインナーテントのスリーブに差し込みます。
これが設営をしやすくしている一つのポイントで、一人で作業をしていても抜けづらく自立までが楽です。
後はメインポールを手前側のピンに差し込んで、フックを引っかければ自立します。雨の時はタープの下でこの作業をしてやれば濡れずに作業が出来ます。
キャノピー用のフロントポールをピンにかけ、フックをかければご覧の通りです。後はこれにフライシートをかければできあがりです。
利用スタイル
フライシートとインナーテントを固定するペグをいい感じに打てば、いい感じに仕上がります。
背面もペグで引っ張ってやればこんな感じでいい感じ^^
正面を巻き上げた状態です。実はここもかなりの収納スペスなります。
前後のフライシートを巻き上げれば風通しもよくなります。
ポールを使えば簡単なタープ代わりになります。
インナーテント
インナーテントの上部には、ベンチレーション用の三角窓があります。
インナーテントのサイドにはポケットがあり、小物の収納にも便利です。
収納の仕方俺流
公式にはたたみ方も紹介されていますが、おいらはいつもこんな感じでたたんでます。まずはそのまま半分にしてしまいます。
後は適当に折って行きポールの長さになるように調整していきます。
大体フレームケースの長さにたためたら後はインナーテントと一緒に丸めていくだけです。
後は丸めていくだけですが、偏ったときにベグケースを挟み込んで調節していきます。
最後に収納用の紐で縛って袋に押し込んで終了です。
グランドシートも同じくらいのサイズに折りたたみ、収納袋のコンプレッションベルトで締めて一緒に持ち運んでいます。こうしておけばグランドシートを忘れることもありません。
活用シーン
天気予報で、特に雨の心配がなかったり、林間で日陰を作る必要がないなど、タープを張る必要がないときは、ツーリングドームST単体でも十分利用可能です。
グランドシートを前室まで延長してあることで、荷物置き場にするのに便利です。STは小さいからLXの方がいいという意見もありますが、前室を利用するとソロでも十分な空間が確保できるので、自分としてはSTのが合っています。
キャンプ場によっては、ソロ用のサイトを用意してくれているところもありますが、そういう場合は大抵区画が狭いわけで、テントと合わせるタープの大きさも気になります。
自分的に一番よく使うパターンは、テンマクデザインの男前タープとの連結です。タープも小さく設営も片付けも楽です。
少しタープの面積が欲しいときには、DODのヘーキサタープを合わせることもあります。天気予報で雨が降る確率が高いときはこちらの方が雨除けで使える面積も多く便利です。
ヘキサタープの場合は、テントと重なる部分が飛び出しているので、スクエアータープより雨の吹き込み対して効果的に連結できます。暖房が必要な季節以外は、オープンタープにツーリングドームSTのスタイルが自分にはしっくりくるのです。
ツーリングドーム破損事例
フライシートが変な形にゆがんでいますが何が起こっているのでしょう。
実は、メインポールが中央付近で折れてしまっていたのです。気がついたのは、寝ようと思ってテントに籠もってからでした。雨も降っていて暗い中大げさな作業は出来ません。
幸い、折れたポールがフライシートを突き破ると言う事態には至りませんでした。そこで、フライシートと折れたポールの間にティッシュペーパーを挟み、折れたポールがフライシートを突き破らないようにしてしのいだのでした。後に、メインポールを1本購入して交換したのですが、折れた部分以外のポールは皆サイズが同じなので、予備として携行するようにしています。
以上、ソロキャンプでの定番テントのツーリングドームSTについて、自分が使い続ける魅力について紹介させていただきました。これからソロ用のテントを探しているのであれば、是非候補の一つに挙げてもらえたらいいなと思います。
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