赤城自然園 梅雨入り直前林間キャンプ

赤城自然園キャンプ場オートサイト ソロキャンプ

2022.6.4-5

赤城西麓にある赤城自然園のキャンプ場へ出掛けてきました。広大な敷地に一日8組限定の受け入れで、隣のサイトが気になることがない静かな林間のキャンプ場です。多少金額が張りますがそれだけの価値があるキャンプ場に感じました。受付後は全く人に会うことがなくチェックアウトまで過ごせるキャンプ場などそうそうありません。

赤城自然園

電話で空きを確認し利用申込書をFAXで送って予約をしました。赤城自然園の入園無料の招待券があったので、何かの足しにならないかと聞いたところ、別の施設なので特に特典は無いということでした。別の施設なのか~というインプットのせいでキャンプ場の受付に直行してしまったのですが、赤城自然園の総合案内窓口で支払いを済ませてからでないと受付できないと言うことで、総合窓口とキャンプ場を余計に一往復してしまいました。

オートサイト

赤城自然園キャンプ場入り口

赤城自然園を回り込んだところにキャンプ場の入り口があります。

赤城自然園キャンプ場受付

こちらがキャンプ場の受付棟です。総合案内窓口で支払ったときに受け取る支払い証明のようなものを渡してチェックインとなります。受付時にはタイムロスもあり既に利用者が3組入っていました。空いているサイトを示され、その中から好きなサイトが選べます。他の利用者から離れた一番奥のオオタカというサイトを利用させてもらうことにしました。

赤城自然園キャンプ場の受付で渡される謎のセット

そして受付時に渡されたのがこちらのセット^^;

赤城自然園キャンプ場焚火消火セット

中身は焚火時の緊急事態に備えた水とバケツ、灰を入れるバケツ、夜間生ゴミなどを保管するための蓋付きのバケツ、焚火シートとなんと熊撃退スプレーです。車に積むには蓋付きのバケツがかなりの容量で大変でしたが、なんとか車に押し込みテントサイトへ向かいます。

受付からは結構距離があります。隣のサイトまでの距離も50m以上はあり、姿を見ることも声を聞くこともありません。これは素晴らしい^^

赤城自然園キャンプ場オオタカサイト前に駐めた愛車

サイトの入り口に車を駐めサイトの様子を確認します。

赤城自然園キャンプ場設営前のサイト

車の大きさからサイトの広さを考えると相当大きな区画であることがわかります。ここにテントを設営したら、マジで森の中のぽつんと一軒家ですね。

タッソ設営編

サイトに敷いたブルーシート

今回もタッソTCの六角形を設営することにします。ブルーシートで位置決めをしていきますが、どんな張り方をしても大丈夫な広さがです。

タッソTC六角形グランドシート

グランドシートはタッソの中心を通り対辺を2分するように配置します。

タッソTC内側

六角形が設営できたところで荷物を運び込みます。

タッソTC六角形正面から

とりあえず設営完了です。

タッソメッシュスクリーン

ロゴスプッシュアップポールとDODコンパクトタープポールのコンボ

前面を張り出していきます。普段はDODのコンパクトタープポールで近い数字になるように調節して張り出していますが、今回は中央をロゴスのプッシュアップポールで210cmできるだけ近づけてみました。

タッソTC六角形張り出しバージョン

まずは三本のポールで張り出します。

メッシュスクリーン設営

一度ポールを抜いてメッシュスクリーンを差し込んでいきます。

タッソ内側メッシュスクリーンの接続点

タッソTCの内側のループにメッシュスクリーンのフックをかけていきます。

タッソTC&メッシュスクリーン

接地部分のループをペグで留めるとぴったりと張れました。これなら隙間から虫が入ってくることも無さそうです。

タッソメッシュスクリーン内部

メッシュスクリーンの内側はかなりの広さが確保できます。これなら3人くらいまで入ってもいけるのではないでしょうか。

赤城自然園施設

赤城自然園最寄りトイレ

サイトから一番近いトイレです。利用しているサイトからは道が回り込んでいるので5分くらいかかります。

最寄りの水道

水場も蛇口があるだけでテーブルはおろかシンクすらありません。まあ水が汲めれば問題ないですが、洗い物をする必要がある利用者には不便かもしれません。

進入禁止エリア

トイレから自分が利用しているサイト方面の通りは進入禁止エリアになっています。写真の左隅に使っているサイトが映っています。

赤城自然園オートサイトアカゲラ

利用しているサイトから一番近いお隣さんがこちらのアカゲラです。こちらのサイトは東屋に隣接しています。このキャンプ場にはこういったサイトが複数ありました。

受付棟付近の水場

受付からサイトへ向かう途中にある水場です。

受付近くの水場のシンクとテーブル

ここにはテーブルやシンクもあります。近くのサイトを利用しているのでなければ、ここまで来て洗い物をすることも無いでしょう。

焚火&( ^_^)/□☆□\(^_^ )

テント前に会場準備

テント前に焚火の準備

メッシュスクリーンは火の粉で簡単に穴が空きそうなので気を遣います。今回のサイトはテント前にもかなりのスペースが確保できるので、テントから離れたところに焚火台を置きました。

スーパードライで口開け

時刻は午後4時半を過ぎました。会場準備ができたので早速缶ビールを開けます。

焚火

飲み始めてすぐに焚火にも着火します。一応緊急消火用の水入りバケツと熊撃退スプレーを用意しておきました。どちらも使うことが無いことを願います。

牛シマチョウ炭火焼き

炭がおきたのでまずは牛のシマチョウを焼きます。炭火だと余分な油が落ちて燃えてくれます。時折油が燃えて炎をあげるので焼く場所を変えながら丸焦げにならないようにします。

カシラ炭火焼き

続いて豚のカシラです。

つけ込み鶏モモ肉の炭火焼き

鶏肉をカルピスと醤油で漬けたものです。

豚ひき肉かたまり焼き

挽肉

近くのスーパーのタイムセールで1kg500円で販売されていたので購入した挽肉です。小分けにして冷凍しましたが、そのひとかけらを持ってきたので焼いて行くことにします。

今回のレシピは味の素公式ページに載っている豚ひき肉かたまり焼きです。マヨネーズと片栗粉を混ぜて、塊のまま焼くというお手軽料理です。

ビニール袋で調味料と混ぜた挽肉

マヨネーズと片栗粉を適当に投入しビニール袋のまま混ぜます。

焚火でスキレット調理

焚火でスキレットを温め肉の塊を焼いていきます。まあ飲みながらのんびりやりましょう。

スキレットで焼いた挽肉の塊

表面はいい感じですが、中心部にはなかなか火が通らなかったので蓋をしてさらに加熱して食べました。

挽肉塊焼きチーズトッピング

半分くらいつまんでからチーズがあったのでとピングしてみました。ビニール袋で調味料と混ぜる工程はちょっと面倒ですが、大量に買った挽肉の消費には手軽で美味しいのでいいかもしれません。

周りに誰もいない

赤城自然園キャンプ場サイトからの夕日

テントサイトから見える夕日です。見渡す限り木しか見えない林間サイトでちょっとだけ見える外の世界

キャンドルランタンのあるテーブル

利用者も少なめだったので話し声も聞こえなければ、焚火の明かりさえ見えません。熊は出ませんでしたが、物音のした方を見るとウサギのような小動物がこちらに向かって来て急に向きを変えて離れていくのが見えました。

ポリタンクの灯り

懐中電灯とポリタンクでサイトを照らします。周りには全く灯りがありません。

温度計とキャンドルランタン

午後九時過ぎたところで店仕舞いを始めます。

二日目

シェラカップ炊飯

二日目の朝食は久しぶりにシェラカップでご飯を炊きました。

ご飯と味噌汁、イワシの缶詰

朝食はイワシの缶詰とお味噌汁でいただきました。結露もなく撤収後のメンテも必要なさそうです。

赤城自然園キャンプ場ゲート

退場は8時半頃でしたが、管理棟にはまだキャンプ場の人も来ていませんでした。焚火熊撃退セットを管理棟前に置いてキャンプ場を後にしました。

今回利用した赤城自然園キャンプ場は、広大な敷地を利用した林間サイトで、隣のサイトともかなりの距離が空いているので、静かに過ごすには最高の環境です。標高はそれほどないので、夏場は暑いかもしれません。涼しくなったらまた来たいキャンプ場です。

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